「Potato storage ぽてすと」は2020年11月21日に、国分寺本多五丁目交差点にオープンしました。
当店の目的はどんな焼き芋専門店にも負けない美味しいお芋を探し求めてお客様に食べていただき、お芋を好きになってもらうこと。
また、全国各地で栽培されている見たことのない、他の専門店でも焼かれないような珍しいお芋達を取扱い、お芋好きの方にも楽しんでいただけるお店を目指します。

開店時は、鹿児島県産の紅はるかのブランド「かのや紅はるか」と、種子島産「安納芋」の焼き芋。北海道の「インカのめざめ」と「今金男爵」のじゃがバターで始めました。
現在は茨城県鉾田市の農家さんで栽培した「紅はるか」「シルクスイート」「紅あずま」を三本柱に、日替わりでいろいろな品種を焼いています。海沿いで育てられるお芋は潮風に吹かれることによって甘みが増すと言われています。
ねっとり系、ほくほく系等、お好みに合わせて選んでいただけるように、できるだけバランスを考えながら毎日のお芋を決めています。
値段は重さ売りではなく1本の値段です。たくさんの方に食べていただきたいので他の焼き芋専門店さんより安く設定しています。

さつまいもは温度管理がとても重要です。当店は24時間温度管理をして約1tのお芋を保管して追熟を目指しています。
焼き芋専門店では壷焼きを使うことも多いです。これは壺の底で炭を炊き、壺の丸みによる反射熱で壺内にぶら下げたお芋を焼く方法です。
当店ではコストはかかりますが1つづつホイルに包みオーブンで80分~じっくり焼いています。オーブンで焼くことで360度ムラなく熱を通すことができ、ホイルで包むことで更に熱が通りやすくなり、水分も飛ばなくなります。
また、さつまいもは70~80度前後の時にのみアミラーゼ酵素が作用してでんぷんが糖化するので、温度管理できることも甘く焼く上でメリットになります。
遠赤外線で焼き上げる点では同じですが、表面の水分を飛ばし、焦げ目を付けるかは好みになると思います。ぽてすとでは皮も一緒に食べてもらいたいので皮も柔らかくなる方法を取っています。

多くの方に美味しいお芋を知ってもらい、ひと時の幸せを感じていただけたら嬉しいです。
小さなお店ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ω`*)

ぽてすと:もぴ

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